クルーズ船に必ずあるテンダーボートってなに?

海 乗船記録

こんにちは、親子クルーズです♪

皆さんは「テンダーボート」という言葉をご存知でしょうか

緊急用の小型船というイメージをもつ方も多いと思いますが、

実はテンダーボートには様々な用途があるのです!

ということで今回はテンダーボートについて詳しく解説していきます☆

テンダーボートってなに?

テンダーボートとは、

  • 緊急時の救命船
  • 小さな港に着岸できないとき、船と陸との行き来に使用する小型船
  • 船同士の物資受け渡し
  • ダイバーの輸送

など緊急時以外にも活躍する、頼もしい小型船のことです

略して「テンダー」と呼ばれます

船の規模によって最低限用意する数が決まっており、

普段はプロムナードデッキの上のダビットに吊り上げられています

小型船といってもクルーズ船と比べたら小さいというだけで

実際、大人が100人程度乗れるほどの大きさがあり装備が充実しています

にっぽん丸

Queen Elizabeth

飛鳥Ⅱ

MSC BELLSSIMA

どの客船もオレンジ色のボートでよく目立ちますね

テンダーボートはいつ乗れる?

寄港地に上陸するには2つの方法があります

  • クルーズ船がぴたっと港へ着岸
  • 沖合に留まって小型船で上陸

クルーズ船が着岸できる大きさがある港ならば問題ないのですが、

船の大きさの関係で港に着岸できない場合があります

その場合海上に停泊した本船から小型船で陸まで渡るのですが、

この小型船で陸を行き来することを「通船」と呼びます

この通船の時にテンダーボートに乗る機会があります!

通船の注意点

通船の中から撮った写真です

波の感じで察してしまうと思いますが・・・

正直結構揺れます

小さなボートなので、波に合わせて上下にずっと揺れています

大体10~15分ぐらいの乗船時間ですが、

心配な方は酔い止めを飲んでおきましょう

帰りの分の酔い止めも忘れずに!

寄港地によってはテンダーボートじゃない!

寄港地によっては地元の漁師さんが漁船に乗せてくれたり、

小型船をだしてくれたりすることがあります!

屋上に椅子が設置されている船がきてくれたこともあります

走行中は風がすごいですが、

本船を間近で見れたり、全体を写すことができるシャッターチャンスでもあります

漁船で通船!

漁船に乗る機会などそうそうないのでとても楽しかったです

そしてなんと小笠原では出港時、通船でお世話になった漁師さんたちが

演歌を流しながら大漁旗を振り上げて

クルーズ船と伴走してお見送りをしてくれます

これは本当に感動しますので皆さんクルーズ船で小笠原行きましょう!!(笑)

通船で上陸だといつわかるの?

こちらはにっぽん丸の船内新聞表紙です

通船で上陸する日は写真のように

「通船を利用します」とお知らせが記載されます

通船の案内や時刻表などが中に挟まっているので

よく確認しておきましょう

船内新聞は毎日夕食後を目安にお部屋に届けられるので

明日は通船で上陸か~何時の通船に乗ろうかな・・・など計画を立てましょう!

まとめ

テンダーボートはなかなか乗る機会がないですが

揺れない大型客船から揺れるテンダーボートのギャップが楽しくて

陸に用事がなくてもアトラクション感覚で乗りに行ったりします(笑)

ただとっても揺れるので三半規管が弱い方は注意!

そうじゃない方はテンダーボートも含めて寄港地観光を楽しみましょう☆

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